Webサイトは制作してリリースすることが目的ではありません。
リリースしたWebサイトが当初決めていた目的や設定していた目標を達成しているかを判断するためには、Webサイトリリース後にきちんと効果測定する必要があります。
ほとんどのWeb担当者はWebサイトに関する様々なデータを集計し、解析を行っています。
訪問者の性別の割合、一番見られるページはどれか、サイトへの誘導元はどこなのか、などのWebサイトに関連する数値的なデータはすべて無料解析ツールで取得できます。この集計データを元に、日々Webサイトの改善を行っていきます。
例えば、本来女性客をターゲットにしているはずなのに、女性訪問者が少ない、一番押していきたい内容のページ閲覧率が低いといった予想や期待から外れた場合は対策を練り、Webサイトを改善していきます。
しかし、定量データの解析では、サイトの課題がどこにあるかを見つけることができても、どう改善したらよいかまではわかりませんそこでユーザテストを実施する企業が増えています。
ユーザテストを実施することで、サイトの改善につながるより高い効果が得られると言われています。
冒頭でお話ししたように、解析ツールを使いWebサイトに関する様々なデータを取得するこことができます。
ただし、定量データを取得しても、課題の元となる原因や改善の対策まではわからないケースがあります。
それは、解析ツールはサイトで起こった事象を機械的に算出することしかできないからです。
例えば、解析ツールから以下のような結果が出た場合は、皆さんはどのように解釈し、サイトの改善を行いますか?
様々な課題の原因を追及するのに実施される手段のひとつがユーザテストです。
リアルなユーザにサイトを実際に使ってもらい、設定していたゴールやタスクをどのようにクリアするかを観察します。
ユーザの声を動画とレポート形式でフィードバックします。
ユーザーの率直な意見をもとに、客観的な目線でサイトと向き合うことができ、Webサイトの問題点を改善することができます。
例えば、上記のCase2の場合は、ユーザがお問い合わせフォームを表示してから投稿完了までを観察し、そのフィードバックを入力フォームの改善につなげることができます。
どんなにきれいなページを作っていても、ユーザにとって分かりづらい、もしくは魅力を感じないページなら意味がありません。
リアルなユーザの声だからこそ価値が高く、サイトを改善するのに効果が高いと言われています。
ユーザテストでモニターとして参加するユーザはすべてお客様のサイトに合った客層を厳選してお選びしています。
性別・年齢・パソコン履歴・EC体験の有無など、お客様から要望をお伺いした上で、ペルソナを正しく設定して実施します。
また、文章のレポートの他にすべての過程において動画で記録していますので、視覚でユーザの動きが分かります。
実際にサイトを使うユーザの動きをみることで、普段当たり前だと思い気付かない部分まで気づくことができます。
YUIDEA WEBの取り組みとしては、ユーザテスト実施依頼のあったお客様に対して、ご要望があれば、レポートを提出するだけではなく、直接お客様のところに実施結果を報告させていただきます。
膨大な量のレポートや動画をチェックするのに時間がないお客様に対して簡単に実施結果を報告し、これまでの経験をもとに改善策の提案をさせていただきます。