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企画・マーケティング

Date: 2016.11.09

Author: 豊川敏史

SEOの前にまずはコレ!今日からできるターゲットキーワード分析の方法

「SEO」「コンテンツマーケティング」最近良く聞くマーケティング用語ですが、どこから手を付けて良いのか判らない方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、SEOを始める前にまずやっておくべき、自社サイトにとって大切なキーワード = ターゲットキーワードを、データドリブンな手法で簡単に分析する手法を一つご紹介します。

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ターゲットキーワードとは
Webサイトと親和性の高いキーワードで流入してくるユーザは、リピーターに成長する見込みの高い優良なユーザと言えます。

・Webサイトと親和性の高いキーワードは何か?
・多くのユーザが使用しているキーワードはどんな言葉か?
・コンバージョンに繋がっているキーワードはどれか?

これらを知るために、自社サイトに流入してきたオーガニック検索ユーザの検索キーワードを分析し、ターゲットに据えるべき重要なキーワードをターゲットキーワードと呼びます。

分析作業の手順

今回は弊社が運営している「CVM会議」というブログの分析結果を例にして作業の手順を説明します。

(1) 元データの準備

対象サイトのオーガニック検索キーワードの過去データを利用します。
GoogleAnalyticsの >集客 >キャンペーン >オーガニック検索キーワード 機能を利用し、過去のオーガニック検索データをダウンロードしてください。

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期間は自由に設定いただいて結構ですが、サイトの規模に応じて上位50位は複数セッションのデータが並んでいる程度の件数を対象にするのがお勧めです。

(2) データクリーニング

特別な対策を施していない場合、 (not provided) が1位表示されています。今回は、 (not provided) の中身は無視して、2位以下のキーワードを対象に傾向を分析することにします。
(※(not provided)とは…検索キーワードが不明の場合に表示されます。セキュリティ強化の目的でGoogle検索する際にキーワードが暗号化されてしまう (=SSL)ため、(not provided)の割合がかなり多いのです)

次に、指名ワードを除外します。
CVM会議の例では、「CVM会議」「CGP」(※シータス&ゼネラルプレスの略)などが当たります。サイト名称や企業名称を指名しているキーワードは、SEOの対象にする優先順位が低く、分析の対象から除外して良いと考えるためです。

最後に意味が不明の検索ワードや、サイトの意味と照らしてみて対象外と考えることのできるワードを、対象から除外します。

(3) コンバージョン率で優先度をつける

サイトに目標設定をしていれば、コンバージョン率が表示されます。
コンバージョン率の高いキーワードはサイトにとって重要なキーワードと言えます。
キーワード内で比較して、コンバージョン率を3段階程度にグループ分けし、優先度をA-Cのランクに分類します。

(4) キーワードの検索ボリューム情報を付与する

Google AdWordsが提供しているキーワードプランナーサービスを利用して、それぞれのキーワードがどの程度検索されているかの情報を付与します。検索されている回数が多いキーワードは重要度が高く、SEOの優先順位が高いとみなすことができます。
逆に、検索されていないキーワードは市場に無いワードとして無視できます。

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CVM会議でタグに設定しているキーワードの検索ボリュームを調べると、以下のような情報が得られます。

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分析結果を活用したコンテンツマーケティング展開

ここまでの作業結果を見やすく加工すると、以下の図のような資料が出来上がります。

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まとめ

以上の手法で、既存訪問者が検索しているオーガニックキーワードの重要度を分析し、SEOの優先対策キーワードを見つけることが可能です。
これらの重要なキーワードを意識したコンテンツを制作したり、記事内での出現頻度を上げることで、SEOの効果アップを狙うことが、コンテンツマーケティングの1つの手法と言えるでしょう。

優良なユーザにひもづやすく、コンバージョン期待値の高いキーワードでユーザの流入を促すことができれば、Webサイトの成果も高まります。

更に、コンテンツのアクセス状況を見ながら、キーワードの分析を繰り返し、キーワードリストを定期的に見直すPDCAサイクルが確立できれば、Webサイトは飛躍的に改善していくことでしょう

これが、コンテンツマーケティング・SEOへの1つのアプローチです。

豊川敏史

2000年にWebインテグレーションベンチャー企業でWeb業界での職歴をスタート。
WEBコンテンツ・システム・ネットワーク・コンサルティングなど、WEB関連商材全般の
企業向け提案型営業を多数経験。
プロデューサー・ディレクター・プランナーなどの職種を歴任。